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英セミコラム

2026.10.24

なぜ今、英語が苦手な中学生が増えているのか?

1.親世代と子世代では、英語の学習量が違う

現在の中学生が学ぶ英語は保護者世代が中学生だった頃と大きく変化しています。
保護者世代は中3までに1,200語程度が履修目安単語数でした。
今の生徒世代では小学校で600~700語程度、中学校ではそれに加えて1,600~1,800語程度の新しい単語を習います。
つまり、今の中学生は2,500語程度の単語を覚えなければならないのです。
小学校で学んだ英語をベースにより多くの単語や文法を習得し、読む・聞く・書く・話す力を身につけることが求められています。
しかし、小学校で習った単語や文法が十分に身についているとは限りません。
学習内容が増えている一方で、基礎が定着しないまま中学校の授業が進むことが英語の苦手意識につながる一因です。

 

2.私立中学生は受験勉強のために英語学習時間が少ない

特に注目したいのが、中学受験を経験した生徒です。
中学受験では、国語・算数・理科・社会を中心に勉強する生徒が多く、英語の学習が後回しになりがちです。
そのため、算数は得意でも英単語や英文法の基礎が十分に身についていないまま私立中学校に入学するケースがあります。
数学は小学校で学んだ算数という土台があるため、計算や分数などの知識を使いながら中学校の数学へ学習を進めることができます。
一方、英語は中学受験までの学習時間が限られていた生徒ほど、入学後に基礎から学ぶ必要があります。
また、学校によっては授業の進度が速く、基礎が固まる前に次の単元へ進んでしまうこともあります。
受験期に英語を学ぶ時間が少なかったことや、入学後に求められる英語力とのギャップが苦手意識を生んでいる可能性があるのです。

 

3.英語は基礎力が最重要

英語は、単語・文法・読解がつながっている積み上げ型の教科です。
最初のつまずきを放置すると、学年が上がるにつれて理解が難しくなります。
だからこそ成績だけで判断するのではなく、単語・文法・英文の読み書きのどこでつまずいているのかを確認し、一人ひとりに合った学習を進めることも大切です。
英検などの具体的な目標を設定することも学習の成果を確認し、自信をつけるきっかけになります。
早い段階でつまずきの原因を見つけ、基礎から着実に学び直すことが、英語への苦手意識を自信に変える第一歩です。

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